【ハンディマッサージャー】コードレスの手入れと足の筋膜

◆電源のオンオフを確認する

最初に確認すべきなのが、本体の状態です。お手入れを始める時は、必ず本体に電源が入っていないオフ状態であることを確認しましょう。電源が入ったままだと危険ですので、要注意です。

◆本体を布で拭く

ハンディマッサージャー本体は、必ず乾いた柔らかい布で拭くようにしてください。また、商品の性能をきちんと確認することも重要です。防水機能がついた商品もありますので、機能によってお手入れの仕方も工夫しましょう。

拭く作業時には、注意点があります。ベンジンやシンナー、アルコール、アルカリ性洗剤、漂白剤などといった汚れ落としは使わないでください。使用すると、商品の変色や変形の原因となってしまいます。防水機能が搭載されていても、熱湯を使ってのお手入れは同様の危険性がありますので、控えてください。

◆保管場所

お手入れが済んだハンディマッサージャーを適切な状態にしておくことは、機能を維持するために大切です。保管場所は、湿気の少ない場所にしてください。また、長期間使わないと判断した場合には、ホコリや汚れが付くことを避けるために、カバーなどをしておくことがおすすめです。

◆筋膜とは

筋膜とは、全身を覆う肉体組織のことです。体の端々にまで蜘蛛の巣のように張り巡らされており、体の調子を整えるために大きな役割を果たしています。

主な筋膜の機能は、体を正しい状態に保つことや筋肉の保護、筋肉の収縮をスムーズにするなどです。筋膜は、長時間同じ体勢で過ごした結果、癒着を起こしてしまうこともあります。癒着が起きると、血流が悪くなったりリンパの流れが滞ったりと体に悪影響が出てしまいます。

癒着をケアするためにも、筋肉をほぐして本来の状態にする必要があるのです。

◆足裏の筋膜について

足裏の筋膜は、足底筋膜と呼ばれています。足裏には、非常に多くの筋肉と筋膜があるためケアが重要です。体重の負荷を一番多く受けている足裏は、痛みが発症しやすい箇所といえます。そのため、痛みを感じない状態であっても、長時間の立ち仕事の人やスポーツを多く行うという人は、きちんとケアすることが大切です。

◆ふくらはぎの筋膜について

ふくらはぎは、心臓に関する重要な機能を持っていることをご存じでしょうか。皮膚近くにあり、心臓に血液を送り出す機能を有する腓腹筋と呼ばれる場所があります。第2の心臓と呼ばれるヒラメ筋と二重構造になっているのです。ふくらはぎの筋膜をほぐすことは、血流を良好にして、むくみの解消と心臓のケアにもなります。

◆太ももの筋膜について

太ももは、血液やリンパの流れが悪いと体の老廃物や余分な水分が、セルライトという形で出やすい箇所です。放置をしてしまうと、冷えや代謝の低下、体の痛みに繋がります。太ももの筋膜をほぐすことでケアしましょう。